2020年4月に初めてのロックダウンを開始したベルリン。そして2020年12月から続いていた長いロックダウン。今週、半年ぶりにようやくレストランで食事ができるようになりました。一年もすると様々なサービスの流行りが変わってきていて、面白いことになってきているので記録に残しときます。
Flink: 宅配専用スーパー
唯一自由に買い物できる場所のスーパーも今ではFFP2マスクというごついマスク必須。 その中で宅配専用スーパーFlinkが躍進しています。Uber Eats形式で自転車で届けてくれる。
試しに注文したところほんとに10分で届きました。DHL(ドイツの日本郵政的存在)へ荷物の集荷時間を指定しても、当日来ないどころか翌日に「今から行くで〜」と電話が来るようなドイツでは、10分で商品が届くって、奇跡的な凄さです。近所の潰れた店舗をFlinkに変える。客を入れないため、レジも通路もいらない。敷地面積が少なくて良い。冷蔵庫と自転車のみ。という開業コストのやすさも強みなのでは無いかと想像しています。
流行ったサービスはライバルもすぐ登場するようで、Gorillasという同じサービスもあります。どっちもほぼ同じ感じです。プッシュ通知で、「ゴリラが今向かってるよ〜(英語)」って行ってくるので少しほっこりしました。
Flaschenpost: 飲み物専用宅配サービス
飲料専用の宅配サービス。ドイツではペットボトルやビンはPfandというデポジット料金が追加されていて、一個あたり10~30円くらい追加されています。それをスーパーに専用の回収機があるので入れると、スーパーの会計でデポジット分引かれるという仕組み。
スーパーで炭酸を買って大量に飲み終わったペットボトルをスーパーで返却していたのですが、ステイホームで一日中家で仕事をするようになり、消費量が増えて、重いペットボトルを買うのも大量に溜まったペットボトルをスーパーの回収ボックスにいれるのも億劫になってきました。
いっそのこと飲み物宅配サービスも始めてみようと思います。空の容器を回収してデポジットの手間がなくなるのがでかい…。
飲料宅配サービスは他にもいくつかあるが軒並みダサそうでう、もう少し良いのでないかなーと探し中です。
https://www.durstexpress.de/ https://www.hoffmannbringts.de/ https://addilo.de/ https://www.flaschengeister.berlin/
Wolt: レストラン宅配サービス
レストランはもう5ヶ月間、宅配もしくはテイクアウトのみでした。
Uber Eat はBerlinでは全然流行ってない気がしていて、別のレストラン宅配サービスを使っています。
東京都心部でも展開始まってるみたいですね。ベルリン中心部Mitteあたりだけでしたが最近私達のエリアも対応エリアに。アプリもロゴもベルリン最大手Lieferandよりおしゃれで流行るのもわかる。サイトをみてわかるように全部のメニューに美しい写真がついているのが強い。専用スタッフが撮影しているのか、撮影レギュレーションだけでこれだけ安定した写真が取れるのか気になります。
- Lieferand: 最大手。対応エリア広い。
- Deliverooはたまにみる。
基本、チップ文化なので、対面でチップを上げてたりしたけど、オンラインでチップをあげれたり。
No-contact deliveryというドアを開けないで配達するオプションも追加されてたり、とアプリの新機能が時代を表していますね。
Hello Fresh: レシピ食材サブスクリプション
レストランのデリバリーも飽きて、スーパーで買える食材でつくると献立もマンネリ化しがち。
レシピ&食材サブスクリプションもしばらくやってみていました。
毎回、食材セットとレシピ(ドイツ語)が届きます。
日本人の私 or 妻が料理を作ると大体 醤油、みりん、砂糖、な味付けになってしまうけど。
毎回届くレシピはドイツ人好みなアレンジ。自分では絶対作らないタイプのレシピ達で新鮮。これをやって、料理のアイディアが少し広がりました。
ドイツの家にはほぼオーブンが設置されてる意味がわかりました。オーブン使うレシピが多いです。
結構色々試してきたのですが、今週からレストランが屋外席のみ、営業可能になりました。ビールを飲んでる人たちをみて、
今は。やはりレストランで飲むビール最高だな、はよ行きたいという気持ちです。