2021年の目標

2021年も、もう12分の1が過ぎようとしているあたりで、あまりの早さに焦りつつ、一年の目標を公開して見ます。

「ブログで沢山アウトプットする!」「英語を頑張る!」的な曖昧なやつじゃなく、株式会社の決算レポートみたいに2020振り返り分析+目標設定の過程を載せます。

時間割2021

今の私の一番の問題は使える時間が少ないこと。
私の平日の使える時間割は以下のような感じ。

おそらく2021年も大きくは変えられない。独身のときは毎日12時間くらいずっと何か作って気がするけど、こんなに一日の時間がなくなるなんて思ってもなかった。まあ子供がかまってくれるのも今だけと思い、使える時間をいかに最適化するかが一番の課題。
(ちなみに今はパンデミックによるロックダウンにより保育園が休園。妻と交代で昼間の時間にも子守が必要になるため、一日に働ける時間は半分以下かも…。)
土日はなるべく仕事はせずに、子供と遊んだり、溜まった洗濯物を回したり、平日のための作り置きを作ったり。普通に忙しい。

そのため、2021年も時間を圧縮できるものには積極的に投資していく。

現在導入済みで効果の高い時間削減

  • 会計周りを税理士に全部おねがいする(日本では自分でやってたがドイツ語の確定申告は無理をはじめから諦め。)英語でやってくれるし、全部オンラインになっている。
  • ドイツ語の手続きをヘルプしてくれる人。ドイツはひどいお役所仕事が有名で。メールで済むことが手紙で送ってきたりする。移住当初は自分たちでやっていたが、一度お願いすると経験値が違うからか、圧倒的速さ。
  • 2週間に一度水回り掃除:最高。部屋がきれいだと精神が安定する。
  • 食洗機:最高。

今度考える時間削減

  • 保育園までが自転車片道15分、しかしなんだかんだで45分くらいかかる…。どうして…。子供が大きくなったらさっさと済むようになるのか…。
  • オフィスに行っている時間も微妙に無駄だけど、 圧倒的に集中できる。また隣の席の人と今度仕事しよう。ってなったりしてたので、悩みどころ。Home Officeが日常的になるようなら、もう少し都心から離れて広い部屋を借りるのもありかもしれない。
  • 夕食から寝かしつけまでは、家族の時間として確保するとして、朝はもっと短縮できる気がする。大したことしてないし。

お仕事

収入比率

好きなことだけやってたいけど、一応お金を稼ぐのも大事。

2020年は日本 65%:それ以外 35%
2021年は日本 35%:それ以外 65%

くらいまで逆転させたい。今メインでやってるUKのクライアントはいつでも仕事あるから暇あったら言って!と言ってくれているのでひとまず安心。去年はリソース不足により2件くらいチャンスを蹴った、今年は追加で海外クライアント(重要:且つ面白い仕事)を2件くらい増やしたい。

内容

前回の記事ではもう少しハードウェア寄りの仕事を増やしたいと言っていたが、既にArs Electronicaはオンライン開催が決まったり、あらゆるイベントがオンライン化していく中で無理に以降する必要は無いかもしれない。

現在もリソースの20%はLyric speaker というスピーカーをやっていて、私の担当範囲はSoftware部分だけれども、一応スピーカーというハードウェアを売っているのでまあよしとするか。とはいえ、日本にからドイツに来るときに3D printerなど殆どの機材を人に譲ってきたので、少しずつハードウェア増やすかな…。フリーランスには税金対策という大義名分がある。

やっていたプロジェクトの個数でみたジャンルは以下。いい感じにごっちゃになっている↓リサーチ、プロトタイプな仕事は個人的にも高いモチベーションを保てるので、引き続きやりたい。

しかし使ったツールはほとんどがUnity↓。

これは個人的には依存し過ぎに思う。Unityが2021年になくなることは考えにくいが、Flashは2020年に完全終了した。どんどん新しい技術が生まれてる今、Unityの割合を60%程度まで下げ、他の新しいスキルへ投資するのがバランスが良さそう。Webが無いのは意図的なので問題無し。Touch DesignerやUE4が候補だが、チャンスが巡ってきたらで、無理にスキルが低い仕事を積極的に取りに行くことはしない。空き時間に勉強も進めよう。

時間ベースで見るとこんな感じ↓

一年で1420時間働いた。
詳しくはかけないが、お仕事の中のバランスはML/CVが多めかも。
中々、満足の行くバランスだった。

2021年も全体の1/4程度を自主作品やOSSなどに時間を割けるようにしたい。もちろん仕事だけの月もあるが、一ヶ月自分のことだけなどの時間も作れるように調整する。Googleの15%ルールより多いぜ!

ちなみに時間の計測はToggl Trackでしている。会社新時代はきちんと働いた時間を打刻していたが、フリーランスになっても結構ちゃんとやっている方。一人だとついつい偏ってしまうので、定量的な視点を持てるのが気に入っている。(また、誰に怒られるわけでも無いが此のプロジェクト赤字だったなーとかもわかる。)

言語学

今、週4でUKの会社と仕事しているのは自分にとっては最高の英語学習。毎日オンライン英会話を自分の使うジャンルだけに絞ってやってるような感じなので、これは続けていきたい。

反面、ドイツ語は保育園でしか使っていないで伸びにくい。文化に深く触れ、ベルリンの会社と仕事したりするにはやはりドイツ語は喋れるに越したことはない。Tandemで探したりしたけどもいまいちチャットで話すのは盛り上がらない。週2くらいで語学学校に行くのが最善な気がするがこれ以上一日の使える時間を割り当てられるかどうか、いや一人暮らしなら間違いなくやっていたんだけどなぁ。まじで時間が足りない。ロックダウンが終わって落ち着いたら再考してみる。

その他

3年のビザを取ったはずが、今年はもうドイツ来て3年!?ビザ更新の年。早すぎる…。パンデミックの厳しい状況は続きそうだが、一度目のビザの更新はする予定。状況が変わり今後日本に帰る可能性も全然あるけど。ビザ更新というシステムは、めんどくさいことも多々あれど、自分(と家族)にとって、学生時代には中学、高校、大学のような入学試験のような区切り感があり悪くはない。次回の更新では息子も小学校へ入っているはず。毎回のビザ更新で状況が変わってんだろな。

営業・広報活動:前回のブログでも書いたように基本的にはSNSでの英語での発信をメインに。引き続きTwitter.Instagramに色々作ったプロトタイプなどを公開する。普通の戦略ではLinkedinを第一にするべきだが、あまりLinkedinから面白い仕事が来るイメージが無い。現状あまりにほっといているので実験的にLinkedinへもポストしてみようかな。

まとめ

目標は2020年はコロナのロックダウンですべての予定が狂うなど、結局外的要因によって達成できなかったりするので、4半期毎に見直すべし。